算命学☆いろはにほへと

算命学に鑑定例題を通じて親しんでほしいと思います

⑯武井壮さんは守護神が回る律音の大運でブレイクしましたが・・・

武井壮 1973.5.6生(48歳)

【陰占】    【陽占】

壬        石門 天堂

寅 巳    車騎 車騎 石門

     天胡 司禄 天馳

丙 庚 辛

甲 丙 己  辰巳天中殺(寅卯)

 

・大運

1歳   丙辰

11歳 乙卯

21歳 甲寅

31歳 癸丑 半会 律音

41歳 壬子

 

・守護神

日干が壬水の武井さんは

巳月(夏)生まれですから

沢山の水である壬水でも

蒸発する危険性があると考えます

更に月干に丁火があるので

壬水にとっては一層キツイです

 

そんな宿命なのですが

年干の癸水が応援してくれるので

とても良い宿命になっています

この有り難い癸水は守護神であり

人物としてはお兄さんです

 

このお兄さんは若くして亡くなりましたから

武井さんにとって悲しい事ですが

運勢的にも痛手です

 

・31歳からの大運

31歳からの大運では癸丑が回って来ました

彼の年干支と同じですね

つまり律音です

そして癸水は守護神でしたね

 

律音の後天運は

再出発(新しい出発)の意味がありますから

チャンスの時です

実際に彼はこの大運で

芸能界に見出され

ブレイクして行きました

 

守護神は癸水ですが

お兄さんは既に亡くなっていますから

友人という解釈でも良いでしょう

ピエール瀧さんや森山直太朗さんと

友人になり芸能界に入って行きました

 

武井さんの話によると

いくら十種競技で日本一になっても

その価値を誰も認めてくれない事に

愕然としたらしいです

沢山の人が認めてくれてこそ価値が出る

と思ったそうです

 

それで

お兄さんの夢であった芸能界に

出て行く事を考えるようになったようです

 

芸能界に出て行くまでに相当に準備をし

勉強もしたようです

芸人の話し方をひとつひとつ録音し

まねてどうしたら受け入れられるか

研究し何度も練習したようです

この辺はアスリートっぽいですね

 

ただ単に守護神の大運が回って来たから

律音だから上手く行った

という事ではありません

 

・守護神の活かし方

いくら守護神の後天運が回って来ても

それは追い風が吹いている

という事ではありますが

飛べると決まっているわけではありません

 

宿命を消化する生き方をして来なければ

折角守護神の時を迎えても

その風を受け止められません

飛べる羽根を準備しておかなければ

時来たる時に飛躍は望めません

 

その意味で宿命的なチャンスを

武井さんは現実における努力で

勝ち取ったと言えるでしょう

 

このシリーズはここまでです

読んで頂きありがとうございました

 

【note】ここからお入りください。「小林陵侑選手」について書いています。