算命学☆いろはにほへと

算命学に鑑定例題を通じて親しんでほしいと思います

⑤林修さんは円推局という精神的に不安定な形になってはいるのですが・・・

・林 修

1665年9月2日生(男・55歳)

【陰占】     【陽占】

己 甲 乙       車騎 天将

未 申 巳    貫索 調舒 玉堂

丁 戊 戊    天南 牽牛 天恍

乙 壬 庚

己 庚 丙  子丑天中殺

 

・円推局

調舒星と玉堂星は共に

精神性の星ですが

調舒星は火性で玉堂星は水性なので

水火の激突状態になります

 

簡単に言ってしまうと

中央と横線上に水火の相剋が出ると

円推局という局に入ります

 

中央と縦線上に水火の相剋が出ると

推逆局という局に入ります

 

どちらも感情のぶつかり合いがあって

感情の起伏が激しくなりますが

円推局の方が陰に籠った状態になり

表面化しにくいです

 

・通関の役割

何度かこの話はしていますが

繰り返します

 

水火の相剋がある場合に

間に木性が入れば

相剋が相生になります

水→「木」→火

(水生木、木生火)

 

この場合は木性ですから

貫索星・石門星が

通関の働きをします

 

なので人体図のどこかに

貫索星か石門星があれば

水火の相剋を和らげる事が出来ます

 

林さんはその貫索星が

右手即ち配偶者の場所にあります

ありがたいですね

 

つまり

奥様が居るお陰で

精神が安定するという事を意味します

独身でいる時は

なかなか精神的コントロール

難しかったと思われます

 

誰でも結婚は重要な事ですが

特に林さんは

配偶者が通関なので

結婚する事の重要性は

より一層のものがあったと言えます