算命学☆いろはにほへと

算命学に鑑定例題を通じて親しんでほしいと思います

⑦梅沢富美男さんは子供が居てこその夫婦

梅沢富美男(70歳)1950.11.9生 

【陰占】     【陽占】

戊 丁 庚       鳳閣 天貴

申 亥 寅    貫索 車騎 貫索

戊 甲 戊    天胡 玉堂 天馳

壬 壬 丙

庚   甲  寅卯天中殺

 

・配偶者

配偶者の場所には貫索星があります

これだけで奥様はマイペースな方だと分かります

梅沢さん自身は車騎星なので

車騎(金)―×→貫索(木)

金剋木の相剋関係です

 

さて

北や東との関係は相剋なのに対して

西や南との関係は相生なのが自然の在り方です

何故かと言えば

配偶者(西)や子供(南)は家族であり

家庭は憩いの場、安らぎの場であるからです

ここは相生の世界なのです

 

しかし

梅沢さんは奥様とは相剋関係になっています

家庭が憩いの場にはなり難いという事ですね

互いに通じにくいところがあるかもです

 

・通関

相剋関係がある場合に

それをどのように克服したら良いでしょうか?

方法は相剋を相生にしてしまえばいいのです

どうやって?

 

例えば金剋木という相剋関係である場合

もしそこに水があればどうなるでしょうか?

金生水そして水生木と

金性と木性の間に水性が入って

相剋を相生に変えてしまっています

 

この様な役割を果たす水性を通関といいます

梅沢さんの夫婦で言えば

車騎(梅沢)と貫索(妻)の間に

龍高か玉堂が入れば

スムーズな相生関係が出来て

きれいに気が

梅沢さんから子供を通じて

妻へと流れて行きます

 

梅沢さんの人体図には

南(子供の場所)に玉堂星がありますから

この玉堂星が通関星になります

つまり子供が夫婦の間を取り持つ形になりますね

子供を介して上手く行くのです

という事は

子供が居なければ上手く行かない事もあり得ます

 

この通関という考え方は

後天運でも活用できます

人体図に無くても後天運で通関星が

回って来れば上手く物事が運ぶ事にもなります