算命学☆いろはにほへと

算命学に鑑定例題を通じて親しんでほしいと思います

⑦坂上忍氏の貫索星は明るい貫索星だった

坂上忍(タレント) 1967.6.1生(52歳)

陰占       陽占   

 乙 丁        石門星 天堂星     

申  未    禄存星 貫索星 調舒星   

戊 戊 丁    天胡星 玉堂星 天禄星   

壬 庚 乙   

庚  己  辰巳天中殺

 

・今更ですが十大主星の出し方

このブログは余り親切でない面があります

算命学の基礎的なところを飛ばして

ドンドン鑑定技法を紹介しているので呑み込めない方もおられると思います

その都度必要な事はフォローするつもりではありますが

ご理解ください

 

さてキチンと十大主星の出し方を紹介していなかったので

ここで少しお話いたします

陰占の中心は自分自身でもある日干ですが

その他にも多くの干が宿命には登場しています

自分である日干とその他の干との関係性を見てみますと

五種類の関係性に整理する事が出来ます

  自分の干と同じ干(比和関係)

  自分の干から生じる干(相生関係)

  自分の干が剋す干(相剋関係)

  自分の干を剋してくる干(相剋関係)

  自分の干を生じる干(相生関係)

 

坂上氏の例で言いますと

日干は丙ですから月支の丙は比和(同じもの)になります

この関係が星としては中央の貫索星として出て来るのです

月干の乙は日干の丙から見れば自分を生み出してくれるので相生関係です

(木生火です)

この関係が星としては南の玉堂星として出て来るのです

 

日干と比和の関係から出て来るのが守備本能の星です:貫索、石門

日干が生み出す関係から出て来るのが伝達本能の星です:鳳閣、調舒

日干が剋する関係から出て来るのが魅力本能の星です:禄存、司禄

日干を剋する関係から出て来るのが攻撃本能の星です:車騎、牽牛

日干を生み出す関係から出て来るのが習得本能の星です:龍高、玉堂

 

・同じ星でも十種類ある 

もう気付かれた方もおられると思いますが

同じ星でも元になる干が人によって違うという事なのです

つまり日干が何であるかによって

同じ干でも違う星として出て来るのです

日干が丙であれば己が調舒星として出て来ます

日干が庚であれば癸が調舒星として出て来ます

 

同じ星でも元の干によって十種類になるという事です

坂上氏の中央の貫索星は丙による貫索星です

算命学では干を器で星を中身と言ったりします

つまり坂上氏の貫索星は丙の器に入っている貫索星だと言います

暖かみのある明るい貫索星なのです