算命学☆いろはにほへと

算命学に鑑定例題を通じて親しんでほしいと思います

⑯林修さんの転機は大運と共にやって来ました

・林 修

1665年9月2日生(男・55歳)

【陰占】     【陽占】

己 甲 乙       車騎 天将

未 申 巳    貫索 調舒 玉堂

丁 戊 戊    天南 牽牛 天恍

乙 壬 庚

己 庚 丙  子丑天中殺

 

大運          年運

 9歳 癸未 禄存    

19歳 壬午 司禄   1993癸酉28歳

29歳 辛巳 鳳閣

39歳 庚辰 調舒

49歳 己卯 貫索

59歳 戊寅 石門

 

・財の星が無い!

林さんの人体図には財の星だけがありません

こういう場合は財に拘る生き方をすると

宿命から外れると考えます

彼の宿命はそもそも財を目指さないような形なのです

 

しかし10代の頃から

経済アナリストになる夢も持っていたようで

投資会社に就職も試みましたが

結局は銀行に入ったのです

しかしその銀行も5か月で退職

 

その後は

本人も記憶にない空白の三年間と言っています

友人と会社を立ち上げては失敗し

ギャンブルでも浪費をし

4桁に上る借金があったようです

 

宿命に財の星が無いのにも関わらず

お金ばかりを追いかけている印象です

結果借金漬けになりました

 

・東進に入る

彼が何故そうなったかの理由の一つは

その当時の大運です

9歳から28歳までの20年間は

財の星が回って来ています

その為にお金に対する意識が

強くなったと思われます

 

彼は28歳(1993年癸酉)の時に

東進に入っています

翌29歳から彼の大運は伝達本能の星が

20年間に亘り回り始めますから

いよいよ彼の伝達本能が稼働する環境を得た

と言っても良いでしょう

 

大運の流れと言いますか追い風に

如何に上手く乗れるかが大事だと分かりますね

中心に伝達の星(調舒星)を持っている人が

後天運でその星が回ってくれば

本領を発揮するでしょう

本音が出るとも言います