算命学☆いろはにほへと

算命学に鑑定例題を通じて親しんでほしいと思います

⑬坂上忍氏は宿命は上格なのか?

坂上忍(タレント) 1967.6.1生(52歳)

陰占        陽占   

丙 乙 丁         石門星 天堂星

申 巳 未     禄存星 貫索星 調舒星 

戊 戊 丁     天胡星 玉堂星 天禄星

 庚 乙   

 丙 己  辰巳天中殺

 

・宿命の格について

人の宿命は千差万別です

エネルギーの強い人が居たり星が偏っている人が居たりします

人間が命の価値において平等なように

人の宿命にも良い宿命や悪い宿命があるわけではないのですが

どうしても自分の宿命を消化するのが難しい構造の人もおられます

忌神が力を持って目立っている宿命がある一方で

守護神がシッカリ働く宿命の方もおられます

どちらの方も生き方次第で当然ですが幸せを手にする事は出来ます

 

算命学では守護神(命式に良い影響を与えるもの)が透干していると上格と言い

忌神が透干していると下格と言います

つまり守護神が天干に現れていると(根があれば尚更ですが)上格と言います

科挙の宿命と言ったりします

完全格という決まった特別な格の構造に入ればそれも上格と言います

忌神が天干に現れていたりすると下格と言います

 

この上格や下格はその人の人間性の上下を言っているのではありません

宿命自体の構造を言っているのです

上格の宿命で生まれてくれば良い事ずくめと思われるかも知れませんが

実は生きるのが大変なようです

上格の人は職業の選択の幅も狭くて苦労します

上格(完全格)の人が唯の普通の会社で普通の仕事をしていたら

ストレスが溜まり労働意欲も減退するかも知れません

何か分からないフラストレーションが生まれるでしょう

そもそも完全格は成人するのも大変だと言われます

 

対して下格の人は苦労の多い仕事をしたら良いと言われます

又自営をするにしても高級品を扱うのではなく

大衆向けの商品を扱ったら良いのです

 

坂上氏は上格ではない

坂上氏の守護神は壬と庚ですが天干には出ていませんし(地支にあります)

完全格でもないので上格ではありません

 

守護神が天干に出る人は天運に恵まれて伸びて行く人です

かたや守護神が地支(蔵干)にある人は地運に恵まれる人と言われます

つまり地運に恵まれるとは自分の努力で幸運を掴んでいく人という意味です

 

坂上氏は努力でここまで登ってきた方だと言えるのです