算命学☆いろはにほへと

算命学に鑑定例題を通じて親しんでほしいと思います

⑭大運天中殺と年運天中殺について

坂上忍(タレント) 1967.6.1生(52歳) 

陰占        陽占

丙 乙 丁         石門星 天堂星 

申  未      禄存星   貫索星 調舒星

戊 戊 丁     天胡星 玉堂星 天禄星

壬 庚 乙

庚 丙 己  辰巳天中殺

 

・天中殺を考える①

坂上氏は辰巳天中殺です

十二支の辰と巳が中殺されているのです

宿命内の十二支(辰、巳)が中殺されるだけではなく

後天運の十二支(辰、巳)も中殺を受ける様になります

大運・年運・月運・日運それぞれで

十二支(辰、巳)が中殺され天中殺現象が表れます

坂上氏の場合はそれぞれの後天運で辰と巳が回って来ればその時は天中殺です

 

算命学では大運と年運を中心に見ます

月運と日運はあまり影響が大きくない(期間が短い)という事で

普通はあまり見ませんが

気にされる方はキチンと見ると思います

 

算命学は陰陽理論なので大運を陽とし年運を陰として理解しています

つまり大運は精神面(陽)への影響が

年運は現実面(陰)への影響が表れると考えます

 

大運天中殺は20年間ですので結婚はせざるを得ない人も多いでしょう

しかし大運天中殺期間に結婚したとしても

精神的に平常心で暮らして行けば問題は出ないと考えて良いでしょう

(大きな欲を持って強い拘りで結婚生活をすれば問題ですが)

受け身で普通に生活していても何か問題が起きたとすれば

それは天中殺以外の問題が原因です

 

年運天中殺は現実面で中殺現象が表れるので

二年間は特別なイベントをしたり積極的な活動を行う事は

控えた方が良いでしょう

 

・天中殺を考える②

天中殺は干支の不自然融合です

つまり時間(支)があっても空間(干)が無い状態なので

空間の枠が外れているという事なのです

 

人間は通常ある一定の幅の中で上がったり下がったりしながら生きています

しかし天中殺期間はその高低の枠が無くなっているので

規格外の発展も起こり得るのです

 

大運天中殺期間に爆発的に伸びた場合には

その期間が終わる頃には元に戻さなければなりません

自分がそう出来なければ宿命がその様に動いて苦しみも生まれます

 特に天中殺に入る時期と出る時期は気を付けましょう

坂上氏は辰巳天中殺ですが次回は坂上氏の年運天中殺を見ていきます