算命学☆いろはにほへと

算命学に鑑定例題を通じて親しんでほしいと思います

⑲坂上忍氏は辰巳天中殺であり生月中殺でもある

坂上忍(タレント) 1967.6.1生(52歳)

陰占      陽占   

丙 乙 丁       石門星 天堂星

申  未   禄存星 貫索星 調舒星 

戊 戊 丁   天胡星 玉堂星 天禄星 壬 庚 乙   

庚 丙 己 辰巳天中殺

 

坂上氏は生月中殺

宿命の中に天中殺がある場合を宿命中殺と言います

これは誰でもあるわけではありません

宿命内に中殺を持たない人もいますが

年月日の全てが中殺されている人もいます

坂上氏は月柱(月干支の乙巳)が中殺されています

 

一人の人間として考えれば月支は自分自身の場ですから

現実の今の自分が中殺されている事になります

又家庭次元で考えれば月支は家系の場でもありますから

家系が中殺されている事になります

つまり坂上氏は家系とは縁が持てない宿命だという事です

 

・生月中殺と辰巳天中殺

先回お話ししたように辰巳天中殺は家系のはみだし者で

父親との縁が薄く母親が苦労すると言われています

この辰巳天中殺と生月中殺が組合されると

辰巳天中殺の質が増幅されます

 

父親と縁が薄く家系のはみだし者という要素が強く出て来ます

自分自らが家系の流れを破壊して一家の分裂を起こさせます

坂上氏の少年時代の家庭状況は正に上記の如くだったのではないでしょうか?

 

 ・天中殺を大別すると 

親子や家系という観点から見ると

親や家系の恩恵を受けられる人と受けられない人に分けられます

子丑、辰巳、戌亥は受けられない天中殺

寅卯、午未、申酉は受けられる天中殺

 

子丑は初代運で自立していきます

辰巳と戌亥は家系のはみ出し者です

申酉や寅卯は2代目・3代目ですし午未は家系の最後を担当します

 

※恩恵が受けられない事は必ずしも悪い事ではありません

自力で生きていける人でありその方が運勢が伸びる人です