算命学☆いろはにほへと

算命学に鑑定例題を通じて親しんでほしいと思います

⑫大久保佳代子さんは生月中殺です

大久保佳代子

1971年5月12日生(女性)50歳

【陰占】     【陽占】

丁 癸 辛       禄存 天報

酉  亥    禄存 司禄 玉堂

  戊     天貴 車騎 天将

   

 丙 壬  辰天中殺

 

・生月中殺

人は誰でも6種類の天中殺に区分けされます

大久保さんは辰巳天中殺という区分になります

辰か巳が宿命の地支にあれば

宿命中殺という事になります

 

という事は

宿命中殺ではない人の方が

多いという事になりますね

 

大久保さんは月支に巳があるので

月干支が中殺を受ける生月中殺という事になります

干支は二階建ての建物と考えて

一階部分にあたる地支が中殺を受ければ

二階部分の天干も中殺を受けると考えて下さい

 

・生月中殺の意味

中殺を受けている月支は家系の場所なので

家系が中殺され不自然になります

つまり本人と家系が不自然になるのです

通常は家系はその人を助けたり

守ったりしてくれる基盤になるものです

そこが不自然になるという事は

自分にとって家系が助けになりにくい

という意味になります

 

宿命がその様になっているという事は

そのように生きる事が

宿命通りの生き方になります

家系(現実的には家庭)の中に居て

家族に助けてもらえない姿が

宿命通りの生き方になりますが

それでは全く生まれてきた甲斐がありませんね

 

なので自分から家系を早く出て

自立して家系に頼らない生き方で

中殺を消化しましょうとなるわけです

 

宿命通りに生きなさいというのは

決して悪い宿命を唯々諾々と受け入れる事を

勧めているわけではありません

どう消化するかが問題なので

そこに知恵が必要なのです

 

・生月中殺の消化の仕方

親が事業に失敗、親が健康を害し働けない

親が離婚して母子家庭・・・

こうなれば家系に頼れないので

生月中殺の消化になります

これは消極的な消化ですね

 

そうなる前に

自ら家系から早めに自立する事で

家系に守られるというスタンダードを

壊す事で消化してしまう方法も

あるという事です

家業と違う道に進む事も消化になります

 

家系に頼らない生き方は様々あるでしょうから

実情に鑑みて道を決めると良いでしょう

 

【note】ここからお入りください。「上格」について書いています。