算命学☆いろはにほへと

算命学に鑑定例題を通じて親しんでほしいと思います

⑫美空ひばりさんも侮光の宿命

 ・美空ひばり(1937.5.29)

 丙 乙 丁 ・・・天干

 辰  丑 ・・・地支

 乙 戊 癸

 癸 庚     蔵干(28元)

 戊 丙 己

 

・ひばりさんの侮光  

美空ひばりさんは六つの干支の内の四つが坂上氏と同じになっています

自分(日干)は丙で年干に丁があって侮光しています(坂上氏と全く同じ)

あまり知られていないと思いますが

ひばりさんには佐藤勢津子さんという一つ違いの妹さんが居ます

ひばりさんと同じ学校に通っていて

歌手デビューも勧められた事があるようです

御本人はお断りされたそうですが

宿命上の関係は知らなくても直感的に分かったんでしょうね

もしデビューしたとしてもおそらく鳴かず飛ばずだった事でしょう

 

しかしひばりさんが亡くなられた数年後に歌手デビューをされています

レコードも何枚か出されています

侮光されていて同じ土俵では敵わない立場でしたが

ひばりさんが亡くなられてその宿命的縛りからは解かれました

勢津子さんの生き方は正解だったと思います

 

・ひばりさんの配偶者

ひばりさんの配偶者は何処にいるでしょうか?

本人が丙ですから丙辛干合で辛になります

坂上氏は辛が無くて庚を取りましたがひばりさんには辛がそのままあります

年支の丑の中に辛があります

しかしひばりさんは子丑天中殺で年支の丑が中殺されています

つまり丑の中の辛が中殺されています

辛は夫ですから夫中殺になっています

 

萬屋錦之介小林旭とも続きませんでした

小林旭さんとはお母さんの反対もあって実は籍も入っていなかったとか

この辺は坂上さんとは違いますね

 

・付録

丙と丁の侮光の話をしてきましたが

甲(陽木)と乙(陰木)も特別な見方があります

日干が甲で乙が透干(天干に出る)している場合は

樹木(甲)に蔦・つる(乙)が巻き付いて来るという事で

身内にしつこく絡まれる、頼られるという見方をします

逆に自分が乙で甲が透干していれば頼れる人が近くにいる宿命となります