算命学☆いろはにほへと

算命学に鑑定例題を通じて親しんでほしいと思います

⑮石川佳純さんを例に守護神の取り方を見てみましょう

石川佳純(女・30歳)

1993年2月23日生

【陰占】  【陽占】

 甲      龍高 天馳

  酉  玉堂 石門 車騎

 戊    天極 石門 天将

  

壬 甲 辛 (申酉天中殺)

 

・調候の守護神

陰占では必ず

守護神を決めます

守護神が分からないと

その宿命を読む事が出来ません

 

自身である日干が一番力が出せるように

してくれる干が守護神なのですが

どのような基準で宿命を見るかで

守護神の取り方が変わります

 

基本は

日干と月支の関係性から決める

調候の守護神です

 

月支は宿命の胆です

宿命全体のトーンを決めています

季節感を司っているのが月支ですから

宿命内の各干の強さを決める力を持っています

 

石川さんのように寅月生まれは

春の季節で木性ですから

草花にとってはありがたい季節です

日干乙がどんどん成長し力を発揮します

 

こういう関係性になっていますから

どんどん成長する草花にとっては

日の光と雨が必要になります

 

なので

調候の守護神は丙火(太陽)と癸水(雨)です

 

私の学んだ算命学では

日干と月支の蔵干からは

守護神を原則取らないと

学びましたから

石川さんの宿命では

丙火はあるものの守護神には取れません

なので

年干の癸水が調候の守護神です

透干(天干にある)しているので

悪くない宿命です

 

ここまでが

第一段階の話です

 

・調和の守護神

しかし

石川さんの宿命はすでに紹介したように

木性が多い宿命です

(乙、甲、寅、支合により亥が木性化)

この様に五行が偏っている場合は

その多い五行を押さえて弱めるものを

探し守護神とします

算命学はバランス(中庸)重視なので

宿命のバランスを取ってくれる干を

必要とします

この観点から探す守護神を

調和の守護神と言います

 

石川さんの場合は

木性の力を抜いてくれる火性が

調和の守護神になります

丙火がありますが

月支内なので取れません

 

しかし

この様に調候でも調和でも丙火(火性)が

ありがたいとなると

後天運で火性が回ると伸びると思います

 

【note】はここからお入りください。「人体図」について書いています