・市川團十郎
1977年12月6日生(男性・45歳)
【陰占】 【陽占】
丁 辛 丁 貫索 天将
酉 亥 巳 禄存 牽牛 石門
甲 戊 天貴 禄存 天報
庚
辛 壬 丙 (辰巳天中殺)
・冬生まれの丁火
團十郎さんは
亥月(冬)生まれの丁火(ともしび)です
亥の本元は壬水ですから
水の強い月に生まれています
つまり
自身である日干丁火は
水をかけられる状況になっていますから
いつ消えるかわからない灯です
・調候の守護神
守護神には幾つかの種類があるのですが
主には調候の守護神と調和の守護神です
調候の守護神とは
日干と月支の関係性から
導かれる守護神のことです
冬の丁火が消えずに
燃え続けるためには火源が必要です
火源は言うまでもなく甲木(乙木)です
甲木は水と火の間に入って
(水→木→火)
水の力を抜くとともに
火に力を与える役目を果たす事になります
その甲木(丸太)を燃やす為には
程良い大きさに割かないといけませんから
斧としての庚金も必要になります
という事で
調候の第一守護神は甲木で
調候の第二守護神は庚金ですが。。。
團十郎さんの宿命にはその甲がありますが
月支の中です
通常、守護神は月支からは取りません
月支は第二の自分とも言える位置だからです
(人体図の胸の星が出る場所です)
なので
この甲木は守護神には取れないのです
結果として庚金が調候の守護神です
・調和の守護神
さてもう一度
團十郎さんの宿命を五行に直して
見てみましょう
以下のようになります
火 金 火
金 水 火
火が三つあり
宿命の半分を占めています
こういう場合には
今まで述べて来た調候の守護神ではなく
調和の守護神を探すように切り替えます
調和の守護神とは
宿命全体の五行のバランスを見て
決める守護神のことです
多すぎる火性を水剋火と制する
水性が調和の守護神という事になりますが
これまた月支の中にある(壬水)ので
守護神にはなれないのです
結果火性の力を抜く土性を取るしかありません
長くなったので
続きは次回に
【note】はここからお入りください。「年の干支」について書いています