算命学☆いろはにほへと

算命学に鑑定例題を通じて親しんでほしいと思います

⑬ホラン千秋さんの宿命から干合を考える

ホラン千秋(33歳)

1988年9月28日生(女性)

【陰占】    【陽占】

  戊      鳳閣 天南

戌 酉 辰   鳳閣 司禄 鳳閣

辛   乙   天庫 司禄 天極

丁   癸

    午未天中殺(戌亥)

 

・干合

干合というのは相剋関係でありながら

陰陽の関係です

ぶつかるような関係でありながらも

融合する関係なのです

この両面性を持つ干合を

男女の情的関係と捉えています

この辺の考え方が

凄いなと個人的には思います

 

そして干合は変化して虚気を生み出します

本来の質とは違う質に変化するというのです

男女の関係においても

恋愛に落ちれば

自分の知らなかった自分が登場したりします

変身してしまうのですね

そしてその虚気に

ドンドン取り込まれて行くのです

恋に恋して状態でしょうか・・・

 

そして恋愛には賞味期限のようなものが

あるのかも知れませんが

いつかは夢から覚めるように現実世界に

降り立たざるを得なくなるのです

虚気から実気に戻るのです

落差が大きいほど痛手も大きいでしょう

 

・丙と辛の干合

丙辛干合は水性に変化します

丙は壬に

辛は癸に

それぞれ変化します

生じた虚気の水性が

日干丙火を剋してきます

 

つまり

干合すると自分が相手からやられるのです

この様に干合変化後にやられるのは

丙辛干合だけです

 

日干が丙火で辛金が二つ透干していると

貧合と言います(二重干合状態)

実気丙が虚気の水性に剋されて

水火のバランスが崩れます

剋す水性は配偶者や財ですから

貧合の人は異性との関係を持つほどに

運勢が下がると言われます

 

※ホランさんは辛が一つだけしか

透干していません

 

※⑬と⑭のアップを間違えて

順番が逆になってしまいました

 m(_ _)m

 

【note】ここからお入りください。「中庸」について書いています。