算命学☆いろはにほへと

算命学に鑑定例題を通じて親しんでほしいと思います

⑨孫正義氏は財禄と家庭に恵まれる宿命構造になっています

孫正義 1957年8月11日(63歳)

【陰占】    【陽占】

乙 戊 丁      鳳閣 天馳

卯     貫索 司禄 車騎

 戊 辛   天禄 司禄 天報

  壬 

  庚   子丑天中殺

 

・正財破格

算命学で言う司禄星は

四柱推命で言う正財に当たります

ですから

正財格は司禄星が生き生きする構造を持った

宿命の事を言います

※正財格=正式には「正気財星格」

 

局法は人体図の特殊構造の分類ですが

挌法は陰占の干支構造の分類です

 

孫さんで言えば胸の司禄星の元になる

月支が如何に傷つかないか変化してしまわないか

という事を見ています

 

※司禄星に限らず

陽占の胸の星が一番輝く条件を見て

胸の星が牽牛星であれば正官格という格になります

 

先回も述べた通り

一点貫索星によって司禄星が剋されていますから

正財破格という事になりますが

正財格に準じて考えます

 

・正財格(破格)の意味

正財格は司禄星(純星)の質が純粋に出る形です

司禄星は財の星であると共に

家庭の星と位置づけられています

つまり禄徳(財)と

福徳(家庭)に恵まれるという事です

 

身弱よりも身強の方が良いです

孫さんは身強でしたね

一代で財を成す事が出来ます

 

但し孫さんは破格で

司禄星を剋す貫索星があります

この貫索星が暴れると苦しいです

つまり後天運で

貫索星が力を得るような

流れになれば辛いでしょう

 

正財格と後天運の絡みは

シリーズの終盤で扱うかと思います