算命学☆いろはにほへと

算命学に鑑定例題を通じて親しんでほしいと思います

⑰孫正義氏のソフトバンク立ち上げの1981年はどんな年だったのか?

孫正義 1957年8月11日(63歳)

【陰占】    【陽占】

乙 戊 丁      鳳閣 天馳

 申    貫索 司禄 車騎

乙 戊 辛   天禄 司禄 天報

  壬 

  庚   子丑天中殺

 

・大運

 2歳 丁未  半会 

12歳 丙午

22歳 巳  支合・刑、半会

32歳 辰  半会、支合

42歳 癸卯  天剋地冲

52歳 壬寅  天剋地冲・刑

62歳 辛  半会

72歳 庚  半会

 

・22歳からの大運

孫さんが日本に帰国したのは1980年ですが

1979年の22歳の誕生日から

新しい大運乙巳に入っています

ここからの20年間は貫索星・石門星が回ってきます

自立・独立の機運ですね(乙・甲の透干)

 

位相法でも東と中央に融合条件(合法)が並びます

どんどん伸びて行く姿が見えます

 

しかし

正財破格の観点から見るとどうでしょうか?

先ず乙・甲が透干する大運ですから

自分自身である日干乙木と同質の干が回ってくるという事で

貫索星・石門星が出ます

 

月干の戊土は司禄星なので

この財星を自分(乙)と大運の乙が奪い合う形です

この形は争財と言います

一つの財を兄弟あるいはライバルで争うのです

正財格はこのような争財になる事を嫌います

 

楽天三木谷社長は宿命の中にこの争財を持っています

常に財を奪い合う戦いに明け暮れる姿です

 

孫さんは二十代三十代にこの争財の形になっているので

この時期は相当にライバルとの戦いに

揉まれたのではないでしょうか

 

こういう時期に親が亡くなり遺産でもあろうものなら

相続問題で揉めると見ますが

彼らにはそういう事は無かったようです

 

ソフトバンク設立

乙巳の大運に入って帰国後まもなくの

1981年にソフトバンクを立ち上げています

この1981年はですが

孫さんの日干支とは天剋地冲です

 

天干が(陰木)と(陰金)で七殺です

七殺はキツイ相剋です

地支は木と金で冲動になっています

こういう状態が天剋地冲です

上で殴られ下で蹴られですね

 

天剋地冲が回ってくると

大きな変化の時期と言われます

今までと全く違う展開が起きます

決して悪い意味だけではないと言えますが

ソフトバンクは争財の大運で

尚且つ天剋地冲の年運で

立ち上げた会社だったのです

 

こんな時期にまかれた種が

今日世界的巨大企業に成長しました

(明日はどうなるかは分かりませんが・・・)