算命学☆いろはにほへと

算命学に鑑定例題を通じて親しんでほしいと思います

⑦孫正義氏はやはり投資の世界で生きていく勝負師でした

孫正義 1957年8月11日(63歳)

【陰占】    【陽占】

乙 戊 丁      鳳閣 天馳

卯 申    貫索 司禄 車騎

乙 戊 辛   天禄 司禄 天報

  壬 

  庚   子丑天中殺

 

・曲財局

先回は

縦の流れが相生で司禄星に止まるので

幸運十種の三麗局であると述べました

 

しかし

孫さんの人体図の横の流れを見ると

貫索星(木)に胸の司禄星(土)が剋されています

 

胸に貫索・石門・禄存・司禄のどれかがあり

横線で木剋土の相剋があると曲財局となります

つまり孫さんは曲財局です

これは凶運十種です

 

三麗局は商才がありお金儲けが上手い

という事でしたが

曲財局は財が手に入ると

その財を転がしたくなるのです

財で曲芸をするような危ない橋を渡ろうとします

 

貫索星で司禄星が剋されるので

自分の意のままに財を操ろうとする姿です

司禄星で貯めたお金も一気に使ってしまいます

 

相場師の星と言われ

投機的なものに走りやすいと言われます

お金が貯まれば

株や土地の投機に手を出したくなります

 

更に車騎星があると勝負師としての運が強いです

勝つ為にしっかり計算をする人になります

 

孫正義は勝負師

ここまで書けば

もう孫正義そのものではないでしょうか?

携帯事業から始め

今や投資会社として巨大な企業になっています

投資した会社が上手く行くかどうか

目利き次第ですが

要は情報の分析能力と決断力でしょうね

 

凶運十種ですから

一気に財を失うリスクも高いです

自分の器以上に財を集めると禍になります

自ずと器から溢れて失われます

器自体が壊れることだってあるかも知れません

 

孫さんが寄付活動に熱心なのはプラスだと思います

慈善事業も手掛ける事が

運勢を継続する秘訣になります