算命学☆いろはにほへと

算命学に鑑定例題を通じて親しんでほしいと思います

⑤星の陽転と陰転について考えて見る

井上尚弥(27歳)1993年4月10日生

陰占       陽占

辛 丙 癸       鳳閣 天禄

酉 辰 酉    貫索 禄存 貫

辛 乙 辛    天禄 牽牛 天庫

  

  戊   子丑天中殺

 

・星の陽転・陰転

誕生してから誕生日を変更できない様に

人体図の星も変える事は出来ません

後天運で新たな星の付加はありますが

人体図そのものは決まってしまっています

 

そして与えられた星達を一概に

良いだとか悪いだとかは言えません

算命学では中庸(バランス)を旨とするので

確かに偏った人体図はあり得ます

 

しかし偏っている事が

悪いとは言い切れませんし

悪い人生になるとも言えません

個性的であったり

専門性があったり

ある環境圏では大活躍する事も

充分にあり得るのです

 

問題はその星をどれ程活かしているかです

同じ人体図でも

星を生かしているかどうかで

その人生は違ってきます

 

星の本質がそのまま表れている状態を

星の陽転と言います

つまり星が稼働している状態です

 

対してその星の本質が

発揮されていない状態を

星の陰転と言います

つまり星が休んでいる状態です

 

これは環境によって起こると言えますが

環境だけで星の陽転・陰転が

あるわけではありません

 

一般に占いは決定論的に語られる事が

多いと言えます

本人の責任や自由選択の意志の力は

あまり語られません

それを言い過ぎると

宿命による占いの必然性・妥当性が

弱くなるからと思われます

 

何パーセントなどとは言えませんが

当然の事本人の自由意志でも

星の稼働状況が変化します

つまり意識や努力の世界ですね

 

環境を星に合わせて変える事で

星の稼働がしやすくなる事は当然ですが

環境を変えようとする事自体が

意識(知恵)の働きです

 

算命学を知って初めて

自分の星の消化・稼働を

意識するという事があり得るわけです

 

今日は長くなってしまいましたから

具体的な井上選手の星の陽転・陰転は

次回と致します

m(__)m