算命学☆いろはにほへと

算命学に鑑定例題を通じて親しんでほしいと思います

⑯位相法から梅沢富美男さんの大運を見てみましょう

梅沢富美男(70歳)1950.11.9生 

【陰占】     【陽占】

 丁        鳳閣 天貴

 亥     貫索 車騎 貫索

戊 甲 戊    天胡 玉堂 天馳

壬 壬 丙

庚   甲  寅卯天中殺

 

梅沢富美男さんの大運

10歳  大半会

20歳 己丑

30歳 庚寅 律音

40歳 辛卯

50歳 壬辰

60歳 癸巳 天剋地冲

70歳 甲午

80歳 乙未

 

・大半会

第一旬で大半会です

日干支のと大運の子申の半会)

これは周囲の期待が大きい人だという事です

大半会は異次元融合と言って

次元を超えた広がりです

 

第一旬は自分の宿命の月干支から

初めて一歩を踏み出した干支です

月干支丁亥が24番で

次が25番の戊子です

第一旬にどんな干支が回るかは

生涯にわたって大きな影響があります

 

ご本人は

「300年に一人の役者だ」と

言っておられるようですが

そこまでではないにしても

将来性のある宿命と言えます

 

・律音

第三旬で年干支が律音です

律音は同じ干支が並ぶので

再出発というか

一つの分岐点になります

 

東の場所として捉えると

社会的な側面で変化が起きます

飛躍の切っ掛けにもなるでしょう

 

・大運天中殺

 実際に30代で女形として

下町の玉三郎と言われ人気を得ました

夢芝居もヒットして紅白にも出場しています

正に30代は飛躍しています

 

この3旬と4旬は大運天中殺でもあり

上昇気流に乗ったのでしょう

 

20代は相当悩み

役者を辞めようとも思ったようです

オーディションを受けても落ちてばかり

その理由は目が小さいからだったそうです

100人規模の小屋での興行しか出来ず

生活も大変だったとか

こういう状態で天中殺に入ったので

天中殺の陽転に繋がったと思われます

 

※詳しくは小林幸子さんの記事㉕をお読み下さい