算命学☆いろはにほへと

算命学に鑑定例題を通じて親しんでほしいと思います

⑮梅沢富美男さんの運勢を見る準備としての律音・納音・天剋地冲・大半会の説明

梅沢富美男(70歳)1950.11.9生 

【陰占】     【陽占】

戊 丁 庚       鳳閣 天貴

申 亥 寅    貫索 車騎 貫索

戊 甲 戊    天胡 玉堂 天馳

壬 壬 丙

庚   甲  寅卯天中殺

 

・人生の節目

人生には節目があるものです

人によって目立つ場合と

目立たない場合があるでしょうが

必ず潮目の変わる時

つまり転換期というものがあるのです

 

後天運における干支の展開具合で

その時期を見る事になります

特に律音・納音・天剋地冲・大半会が

その目安になるでしょう

 

律音:同じ干支が揃う状態

納音:正反対の干支が揃う状態

天剋地冲:天で七殺、地で冲動の状態

大半会:天が同干、地が半会の状態

 

・後天運の仕組

律音は同じ干支ですから

60年経てば年干支は必ず年運で律音になります

俗に言う還暦ですね

 

という事は

宇宙盤(60干支の円盤)の反対同士である

納音は30年で誰にでも回って来るという事です

人生は30年で一番遠くの対極にまで至り

その後30年で元の位置に戻ってくるわけです

 

はやぶさ2みたいな話ですね

そしてまた離れて行くのです

 

天剋地冲は天干が七殺ですから

天干だけで言えば六回り目は七殺になります

例えば庚は自分から数えて

七つ前の甲を剋す関係になります

→乙→丙→丁→戊→己→→辛→壬→癸

(陽同士又は陰同士の相剋関係)

 

つまり大運で言えば

月干は6旬で必ず

自分を剋す大運が回って来ます

つまり七殺になります

何故ならば大運というのは

月干支から始まる仕組みになっているからです

 

同じ理屈で月支も6旬目で

正反対の十二支が来ますから

必ず対冲になります

つまり

大運の6旬目は必ず誰でも

月干支は天剋地冲です

 

何歳運かによりますが

50代でほぼ誰でも月干支が

天剋地冲に出会うようになっているのです

 

梅沢さんは10歳運なので

60歳で天剋地冲でした