算命学☆いろはにほへと

算命学に鑑定例題を通じて親しんでほしいと思います

⑯藤井聡太二冠は雑気印格で印の資質がそもそも備わっている人です

藤井聡太(18歳)2002.7.19生

陰占        陽占

戊  壬        禄存 天将

子  午     司禄 石門 石門

癸  己     天報 玉堂 天堂

  乙 丁

  己   午未天中殺

 

・雑気印格

雑気印格とは

①月支が土性(丑、辰、未、戌)

②印星(龍高星・玉堂星)が透干している

③透干している干に根がある

これらの条件を満たす格です

 

藤井二冠は

月支が未という土用になっています

月干に透干している丁火は

星では玉堂星になります

月支の二十八元には

透干している丁火の根になる丁火があります

 

財星が透干していれば雑気財格ですし

官星が透干していれば雑気官格です

 

後天運でこの格が成立する場合もあります

天干に財官印の三つが揃うという

凄まじい組合せも起こり得るのです

 

この雑気印格は生まれつき頭が良いと言われます

知恵に恵まれていて

大事な時の判断力が優れています

 

藤井二冠は

子供の頃にやっていた

立体的なおもちゃ(ゲーム?)で

思考力が養われたと言われていましたが

そもそも宿命的に優れた資質が

賦与されていたと言えます

 

素晴らしい才能が賦与されていても

その才能を充分に開花させる事が出来るかどうか

その人の環境(人間関係)によって

天地の違いが出ると言えます

良き指導者に巡り会えず芽が出ないまま終わった

スポーツ選手などは多い事でしょう

 

例えば二軍に居たイチロー選手の

独特の打撃フォームを

無理矢理矯正しなかった仰木監督によって

イチロー選手は大スターへの階段を登りました

 

親も子供の資質を良く知って

相応しい道を開いてあげられたら

どれ程素晴らしいでしょうか

経済的制約もあるでしょうが

先ずは子供の天武の才を理解する事が

第一歩ではないでしょうか?

 

今回のシリーズはこれで一旦終了です