算命学☆いろはにほへと

算命学に鑑定例題を通じて親しんでほしいと思います

⑨デビィ夫人の調候の守護神を探してみましょう

・デビィ夫人(80歳)1940.2.6生、女性

陰占       陽占

 戊 庚       調舒 天堂 

卯 寅 辰    車騎 石門 車騎

乙 戊 乙    天胡 石門 天極

   癸

  甲 戊  申酉天中殺

 

・陰占の基本から

今日から陰占に入ります

陰占の基本ラインは日干と月支です

日干は自分自身で月支は季節を表します

その季節と自身の五行はどんな状態になっているのか?

そこから始めます

つまり主役がどんな舞台設定の中に居るのかという事です

 

月支の寅は春に分類されますが

まだ冬の寒さも引きずっている初春ですね

そんな季節の己土がデビィ夫人です

己土は陰の土性で畑とも考えますから

これから種を撒こうとする畑でしょう

 

己土は物を育てる意味がありますから

人を育てる役目もあるでしょう

寅月生まれの己土はまだ冷えがあるので

種を撒くにも先ずは暖めなければなりません

それ故に守護神は太陽である丙火になります

この様にして探す守護神を調候の守護神と言います

 

・守護神は月支からは取らない

では守護神の丙火は宿命内にあるでしょうか?

月支寅の二十八元として丙火がありますね

しかし算命学では月支からは

原則として守護神は取らない事になっています

 

理由としては月支は陽占の主星(中央)が出て来る場所なので

自分自身という意味も実はあるのです

つまり陰占においては日干支と共に

月支も自分の場所としているのです

 

ですから自分の守護神が自分という事は無いので

月支からは原則として守護神は取らないのが約束事です

当然日干を守護神に取る事も出来ません

日干は絶対に取れません

 

なので守護神を別に探さないといけないという事になります

次回はその辺の話になります