算命学☆いろはにほへと

算命学に鑑定例題を通じて親しんでほしいと思います

⑧デビィ夫人は親縁が薄いが不幸せとは限らない

・デビィ夫人(80歳)1940.2.6生、女性

陰占       陽占

己 戊 庚       調舒 天堂 

卯 寅 辰    車騎 石門 車騎

乙 戊 乙    天胡 石門 天極

  丙 癸

  甲 戊  申酉天中殺

 

・デビィ夫人の親子関係

デビィ夫人の父親は大工の棟梁だったようですが

生活はとても貧しかったようです

デビィ夫人は若くして両親と弟を次々に亡くしています

現実の環境では親縁が薄いのです

 

先回述べたように

彼女の人体図の親子関係は自然の形と違っていました

つまり親子関係(北と中央の関係)の困難を暗示しています

自然と人体図の関係はそういっているのですが

現実の環境でも親子関係は若くして切れてしまっています

 

こういう場合は人体図の意味する不自然さ(困難)と

現実が一致しているので

この人の運勢は伸びて行くと言えるのです

親子縁が薄い事がその後の発展の条件になっているのです

 

・北と中央の相性関係

実際の人体図が自然の通りでないとは言っても

中央(自分)が北(親・目上)を支える助ける

という意味はそのままあります

おそらく親孝行で両親に楽をさせたい

という思いが強い人だと想像できます

 

父親が健在であり続ければ

親の為に一生懸命生きて行く生涯だったかも知れません

するとスカルノ大統領との縁が結べなかったかもしれません

 

実際に父親が亡くなった事で

高校中退をしてコパカバーナで働き

その流れの中で帝国ホテルでスカルノ大統領と出会っています

 

また中央が北を相生する場合

年上や年配に好かれるという特徴があります

スカルノ大統領とは58歳と19歳で出会っています

 

一見不幸せな環境が

実はその後の進展の条件になる事はよくある事です