算命学☆いろはにほへと

算命学に鑑定例題を通じて親しんでほしいと思います

⑦デビィ夫人の星の配置を吟味してみる

・デビィ夫人(80歳)1940.2.6生、女性

陰占       陽占

己 戊 庚       調舒 天堂 

卯 寅 辰    車騎 石門 車騎

乙 戊 乙    天胡 石門 天極

  丙 癸

  甲 戊  申酉天中殺

 

・自然思想

算命学の根底には自然思想があります

人間も大自然の一員として

自然界の原理の中で存在しているのです

という事は

自然の原則と違った生き方をすれば

当然その生き方は困難を伴い

自然の原則に則った生き方をすれば

その人生はスムーズに進む事でしょう

 

人は皆自分の宿命(命式)を持って生まれて来るのですが

皆が皆自然に合った宿命を持って生まれて来るのではありません

自然の原則と齟齬があるような宿命(命式)もあるのです

当然その宿命(命式)自体にとっては不利な状況です

 

・人体図の星の配置

人体図には十大主星の定位置がありますが

これが自然の在り方です

人体図の十大主星の定位置を五行で表せば以下の様になります

  水

金 土 木

  火

 

北の水性と中央の土性の関係は相剋関係です

東の木性と中央の土性の関係も相剋関係です

南の火性と中央の土性の関係は相生関係です

西の金性と中央の土性の関係も相生関係です

 

これが人体図の自然の在り方

つまり気の循環の仕方です

ところが実際の人間の人体図の星の配置は

この自然の形通りというわけではありません

 

中央と北の関係は相剋関係が自然の在り方ですが

これは親子関係の事を言っています

相剋は悪い事ではありません

ある意味の緊張関係を求められるという事です

(相剋は意識する関係と言われます)

 

実際の人体図の北と中央の星が相剋関係であれば

親子関係は良いと見なすという解釈になります

何故なら自然の形通りだからです

 

しかし北と中央が相生関係の人も当然いるわけです

デビィ夫人は石門星と調舒星で

木性と火性の相生関係になっています

つまり自然の形とは違っています

 

自然の形・人体図の形・現実の環境

この三つ考えなければなりません

デビィ夫人は自然の形と人体図の形が違っていました

つまり不自然な人体図になっているわけです

では現実の環境はどうだったでしょうか?

次回はその辺を