算命学☆いろはにほへと

算命学に鑑定例題を通じて親しんでほしいと思います

⑩デビィ夫人の第一守護神は月支にあるのだが・・・

・デビィ夫人(80歳)1940.2.6生、女性

陰占       陽占

 戊 庚       調舒 天堂 

卯 寅 辰    車騎 石門 車騎

乙 戊 乙    天胡 石門 天極

   癸

  甲 戊  申酉天中殺

 

・調候の第二守護神

先回は丙が調候の守護神だけれども

月支の二十八元にあるので守護神として取れない

という話をしました

 

であれば第二の調候の守護神を探さないといけません

まだ冷たい畑を暖める為に太陽が必要なので

丙を第一の調候の守護神にしましたが

別の発想で

まだ寒気の残っている畑にとって

水性は更に冷やすので困ると考えて

その水性を剋する土性を第二の調候の守護神に取ります

 

戊が月干に透干していますから

この戊を第二の調候の守護神に取ります

 

・月支に守護神がある人

話が少し戻りますが

月支にある守護神は取れないと述べましたが

実際にそういう宿命の方はおられます

ではそのような方はどういう特徴を持たれているでしょうか?

 

月支は自分自身の場所でもあると

先回お話ししましたが

自分の場所に守護神があるので

上手く行ったのは自分のせいであると考えやすい人です

成功したら自分が上手かったからであり

失敗したら誰かのせいで失敗したという人です

つまり自信過剰で傲慢になりやすい人でもあるのです

勘違いしやすいという事ですね

(実際は守護神になっていないのですから)

 

また月支は家系の場所でもありますから

もしも上手く行った事があれば

家系のお陰で伸びて行くと考えなければなりません

デビィ夫人の場合はやはり容姿の美しさが武器だった事は否めません

それは家系のお陰でしょう

しかし

御本人は自身の努力のせいでスカルノ氏を射止めた事を強調しています

この様な特徴が表れます