算命学☆いろはにほへと

算命学に鑑定例題を通じて親しんでほしいと思います

⑫ジャパネット創業者高田明氏の巨大な水のエネルギーをどうコントロールするか

・高田 明 

 (ジャパネットたかた創業者)

 1948.11.3生(71歳)男性

 

陰占       陽占

 壬 壬        車騎 天将

 辰 戌     車騎 車騎 石門

 乙 辛 癸    天庫 貫索 天南

 癸 

 戊 戊   午未天中殺

 

・守護神

算命学で重要なのは守護神の取り方です

その宿命(陽占)にとって

是非共必要なものが守護神なのですが

色々な種類の守護神があります

 

先ず最初に挙げられる守護神は

調候の守護神と言われるものです

日干(自分)と月支(季節)の関係を見て

探す守護神です

 

例えば亥月(冬)の日干乙木(草花)であれば

暖めて欲しいですから丙火(太陽)が

守護神になります

もし宿命に丙火がなければ丁火を探します

 

次に挙げられる守護神は調和の守護神です

宿命全体のバランスが崩れている時には

そのバランスを調整するものを探して

守護神とします

 

例えば火性が三つ以上あれば過半数ですから

偏っている事になりますね

その時には調候の守護神ではなく

調和の守護神として

火性を抑える水性を探して守護神にします

 

・高田氏の守護神

高田氏は日干壬水で戌(土)月ですから

堤防で囲われている巨大な水です

調候の第一守護神は甲木(乙木)です

土手に木を植えて整える(鍛える)姿です

 

第二守護神は丙火(丁火)です

土性を火生土と助けます

 

巨大な水性を土性で囲っていますが

その土性を木性と火性が調整しています

調整できないと

氾濫するかただ囲われただけの水になるかです

この水を有効に活用する為には

木性と火性がポイントになります

 

高田氏は水性3で土性3ですが

子と辰の半会があるので

辰が水性になります

(申子辰の三合水局の内の2つが揃うので

これを半会と言います)

 

そうすると水の勢いが強くなり

土手を越えて溢れて来ますから

堤防での調整が必要です

 

つまりダムの放水のイメージ

ただ水を抑え込んではダメだし

氾濫してしまっても困ります

 

尚、守護神は十干で取ります

天干と蔵干(二十八元)から探します

十二支自体を守護神には取りません

 

守護神は甲木と丙火ですが天干には無いので

二十八元の乙木と丁火を取ります