算命学☆いろはにほへと

算命学に鑑定例題を通じて親しんでほしいと思います

⑱明石家さんまさんの結婚を決断させた運勢的理由は何か?

明石家さんま(64歳)1955.7.1生

陰占        陽占

癸 壬 乙        鳳閣 天庫

亥 午 未     石門 禄存 車騎

甲 己 丁     天将 石門 天馳

壬 丁 乙

    己  子丑天中殺

 

・さんまさんの結婚

さんまさんと大竹しのぶさんは1988年に結婚しました

1988年は戊辰です

皆さん何故さんまさんがこの年に結婚したと思われますか?

 

結婚の時期の見方としては基本が三つあります

①日干の干合相手が回って来る・・・結婚したい相手の登場

②配偶者の星が回って来る・・・結婚したくなる時期

③家庭の星が回って来る・・・家庭的落ち着きを求める時

※但しこの時の結婚が幸せになるとは言っていませんのであしからず

 

さんまさんの日干は癸なので干合相手は戊です(戊癸干合)

1988年は戊の回る12年に1度の年でしたから①になりますね

更に1988年は牽牛星(家庭的な星)が回り③の条件もあります

 

という事でさんまさんは結婚するに至りましたが・・・

実はもう一つ興味深い事があります

 

雲龍型になったさんまさん

結婚した1988年の年運・大運・宿命の順で天干を並べてみましょう

そして干合変化をさせてみましょう

 

年運 大運 日干 月干 年干

戊  己  癸  壬  乙

⇓       ⇓     (戊癸干合→火性)

丙     丁     

      ⇓   ⇓   (壬丁干合→木性)

                      乙      甲

           ⇓                   ⇓      (甲己干合→土性)

        己                 戊

 

日干癸が丁に変化し更に乙に変化しています

この様に日干が二回以上変化した場合に雲龍型と言います

干合は実気が虚気になる事ですが

その虚気化が激しいという事です

どんどん自分自身が変化して行きます

つまり実気からドンドンと離れて強い虚気になって行くのです

 

虚気とは夢や幻想です

実際には無いものがあるように感じられる事です

恋愛・映画・音楽・演劇など実際には無いものに人は心が動かされます

虚気が無ければ人類も発展進歩はなかったでしょうし

人間としての味わいも感じられないでしょう

しかし虚気は虚気なのでいつかは実気に戻らなければなりません

 

1988年のさんまさんは激しい虚気状態だったわけです

大竹しのぶさんと文字通り夢の世界で過ごしていたのです

 

雲龍型はカリスマ性を発揮するという面もありますが

本当の自分を見失うという面があるのです

さんまさんは自分ではない自分になってしまった状態で

結婚の判断をしたものと思います