算命学☆いろはにほへと

算命学に鑑定例題を通じて親しんでほしいと思います

宿命の風景

陰占              陽占

乙 庚 丁                  鳳閣星 天禄星

巳 戌 卯         調舒星 司禄星 貫索星

         天恍星 牽牛星 天庫星

 

今回から具体的に例題へ入って行きます

渡辺直美さんの宿命(干支)をどのように分析して行くか?

先ずは干支を自然に置き換えてみましょう

乙:草花  庚:刃物  丁:灯火 

巳:太陽  戌:山   卯:草花 (十二支にも実は陰陽があります)

 

日干(左上)は自分の場所になります

なので渡辺直美さんは草花(陰の木)のような方だとも言えます

陽の木は樹木で何十年何百年と存続し続けます

かたや陰の木である草花は一年で枯れてしまう弱い存在です

しかし樹木は一旦切られれば終わってしまいますが

草花は刈っても刈っても何度でも生えて来てドンドン繁殖して行きます

乙はそういうしぶとさ即ち繁殖力を持っています

 

渡辺直美さんはそういう運勢を持っているということです

その他の五行は渡辺さんを主人公にした環境圏を表しています

舞台と言ってもいいかもしれません

この主人公と環境圏を見てその人の宿命の風景を観て行きます

 

この環境圏の中で最も重要なのが月支(中央の下)です

月支は季節を表しています

この宿命の季節感を表す所であり宿命全体のトーンを決める所です

戌なので季節は秋の終りですが戌は山をも意味するので秋の山です

彼女の宿命の風景は大雑把に言えば「秋の山一面に展開している草花です」

あと水性があれば良いですね

算命学ではこのように自然の姿になぞらえて宿命を観て行きます