算命学☆いろはにほへと

算命学に鑑定例題を通じて親しんでほしいと思います

生年中殺

陰占                  陽占

乙 庚 丁                 鳳閣星 天禄星

巳 戌    調舒星 司禄星 貫索星

        天恍星 牽牛星 天庫星

 

渡辺直美さんの年支の卯は天中殺です(中殺されていると言います)

年干支(年柱)は彼女の父母(親)を表す場所です

その親の場所が中殺されているわけです

つまり親との関係が不自然だという事です

算命学では年干支が中殺されている場合は親縁が薄いと観ます

彼女は親との縁が薄い生き方が宿命通りだという事です

実際彼女のご両親は幼い頃に離婚されたそうですし

親の反対を押し切って18歳で芸能の世界へ飛び込んだようです

 

親縁が薄いというのは親に頼って生きてはいけないという事であり

逆に言えば親から自立して生きて行くだけの力があるという事です

彼女は宿命通りに生きているので運勢が伸びて来たのでしょう

 

この辺は宿命がいくら良くても

様々な理由で宿命通りに生きれない人も多いものです

歌舞伎役者の家に生まれながら

生年中殺の宿命を持つ跡取り息子が生まれたらどうしたらいいのか?

家柄が重すぎて家(親)から自立しがたい事情に絡まれる息子。。。

こんな宿命と現実(環境)の矛盾は多くあります

 

親縁の薄い宿命をどのように消化するか?

親の職業を継がないで全く自力で別の分野に行く消化方法もありですが

親から直接芸を仕込まれるのではなく

親の弟子から教わるという手もあるかも知れません

この辺は広く構えて宿命の消化方法を考えて下さいね