算命学☆いろはにほへと

算命学に鑑定例題を通じて親しんでほしいと思います

宿命天中殺

陰占              陽占

乙 庚 丁                   鳳閣星 天禄星

巳 戌     調舒星 司禄星 貫索星

            天恍星 牽牛星 天庫星

 

彼女は宿命の中に天中殺(卯)を持っています

一生天中殺と付き合い続けなければなりません

しかし後天運で天中殺が回ってきた時に耐性があるとも言われます

 

天中殺を説明するのはとても難しいです

干支は十干と十二支の組合せですが順番に組んでいくと

十と十二ですから二個の差があるので

最後に十二支が二つ(戌と亥)余ります

組になる十干が無い状態になります

なので既にペアリングした甲と乙をもう一度戌と亥と組ませる事になります

十と十二の組合せは二個づつズレながら

六十組で全ての組合せは終了し最初の組合せに戻るようになります

この六十組の中にズレて組まれた二つの支が六組あります

算命学ではこの六組のズレた干支の組合せを不自然融合と考えます

ザックリいうとこれが天中殺という考え方の元になります

算命学では天中殺を不自然融合の期間と考えます

人の宿命によって天中殺になる支が違います(時期が違います)

 

誰でも10年間→2年間(天中殺)→10年間→2年間(天中殺)…となります

つまり十年経てば二年の天中殺期間が周期的に回って来るのです

十年毎の大運でも120年の中でどこかに20年の天中殺が巡って来ます

 

この不自然融合である天中殺を生まれながらに宿命に持っている人もいます

彼女は年柱の卯が天中殺になっています(これを宿命生年中殺という)

その意味については次回に