算命学☆いろはにほへと

算命学に鑑定例題を通じて親しんでほしいと思います

①林修さんの調舒星はどのように生かされているのでしょうか?

今回は林修さんです

誰でも知っている

今でしょ!

今の東大ブーム?

の先駆けではないかな?

 

・林 修

1665年9月2日生(男・55歳)

【陰占】     【陽占】

己 甲 乙       車騎 天将

未 申 巳    貫索 調舒 玉堂

丁 戊 戊    天南 牽牛 天恍

乙 壬 庚

己 庚 丙  子丑天中殺

 

・経歴

彼の二十代の経歴を見てみましょう

皆様ご存じの通り東大法学部を卒業後

長銀に入社するも5か月で退社

その後の3年間の生活は不安定そのもの

4桁に及ぶ借金を作る

生活の為になりたくはなかった塾講師の道へ

ざっとこんな感じです

 

・彼の発想の源

彼には独特の考え方があり

聞けばなるほどねと

納得も出来る発想を持っています

 

「自分が勝てる場所で戦う!」という

セオリーがあるようです

東大のどの学部でも入れる実力があったそうですが

自分よりも優秀な同級生が経済学部に入ったので

自分は法学部に入ったという事でした

 

これはつまり自分が一番になれる場所で戦う

同じ努力するなら報われる確率の高い場所で戦う

という事で

自分が一番になる為の戦略と言っても良いでしょう

 

彼のこの考え方は

陽占においてどの星が源になっているのでしょうか?

負けず嫌いの車騎星や

強い天将星の影響は当然あるでしょうね

 

しかし

中心にある調舒星の影響も

忘れてはなりません

 

調舒星は神経質や孤独やロマンチストという

特質として理解されていると思いますが

完璧(完全?)主義という側面も持っています

やるからには完全なものにしたいという思いです

 

ですから調舒星が複数あると哲学者や神学者

言われるようになります

宇宙や人生の真理を追究してやまないのです

完璧なものへの憧れとでも言いましょうか

矛盾や不条理は認め難いのです

 

自分が二番手に留まるという事は

完全(絶対)ではないという事であり

一番になってこそ

瑕疵がない満足感とでもいうものが

あるのでしょうね

 

同じ土俵で勝つまで戦うという発想ではありません

負け戦はしない主義でしょう

勝機がどこにあるかを見出すのが上手いとも言えますね

なので唯の負けず嫌いではないのです