算命学☆いろはにほへと

算命学に鑑定例題を通じて親しんでほしいと思います

⑰小林幸子さんの忌神は父親ですが・・・

小林幸子(歌手)

1953.12.5生(66歳)女性

陰占       陽占

庚 癸 癸       調舒 天貴

寅 亥 巳    禄存 鳳閣 車騎

戊 甲 戊    天馳 調舒 天胡

丙  庚  

     午未天中殺

 

・忌神の人物

先回は忌神の消化は

苦労の下積みを経験する事だと言いました

忌神を人物に直して考えて見ましょう

人物としては父親又は子供になります

父親が忌神という事は父親で苦労するという事です

(母親は戊で調和の守護神です)

 

色々な解釈が成り立つと思います

父親が自分の夢を子供に託し

半ば強引に事を進めて歌謡界に引っ張りました

結果小林さんには

とんでもない苦労が待っていたわけです

 

また新潟の父親の肉屋が立ち行かなくなり

一家が東京で小林さんと暮らすようになりましたが

小林さんは幼いながらナイトクラブの営業で

一家を支え続けました

 

忌神だから仲が悪いとは決まっていません

しかし私の運勢を落とす働きをする人物ですね

小林さんはそんな父親に

不満や怨みをぶつけた様子はありません

むしろ感謝しているようです

 

忌神である父親が敷いた苦労のレールを

彼女は気丈に進んで行きました

 

・忌神を星で見ると

忌神の水性は星では鳳閣と調舒になります

子供・未来・健康・食・性などを意味します

 

下積みの苦労なく成功していれば

これらのどれかで躓く事になったでしょう

例えば健康を害するとか

痴情のもつれが世間に出るとか

 

反対に守護神丙を星にすると車騎星になります

車騎星の行動力・バイタリティが生かされる事が

成功への道なのではないでしょうか?