算命学☆いろはにほへと

算命学に鑑定例題を通じて親しんでほしいと思います

⑮久保建英選手は十年毎に運勢が変化していきます

久保建英(19歳)2001.6.4生

陰占         陽占

戊           調舒 天禄

  巳      貫索 龍高 龍高

辛 戊 戊      天庫 司禄 天禄

丁 庚 庚

 丙 丙  辰天中殺

 

・後天運に関して

後天運とは生まれた時に

与えられた宿命と違って

周期的に変化して行きます

誕生日としての宿命は固定的ですが

時の流れとして後々回って来る後天運は

その時々で固定的な私の宿命に

様々な変化をもたらしてくれます

 

バランスの取れた宿命が

アンバランスになる事もあり

逆にアンバランスな偏った宿命が

いい塩梅に整う事もあり得ます

 

後天運は大運、年運、月運、日運とありますが

特に大きな影響があるのは大運と年運です

陰陽で区別すると

大運は陽で年運は陰です

なので大運は精神面を表し

年運は現実面を表します

 

・大運の出発点

さて今回は大運について見てみます

詳しくやると複雑で膨大になりますので

簡単にします

 

大運は基本的には十年毎(旬)に

新たな干支が回って来ます

初旬→第一旬→第二旬→・・・

最初の初旬だけが人により年数が違います

 

大運は実は宿命の月干支から始まるのです

ですから久保選手で言えば

初旬は癸巳です

 

人によって初旬の年数に違いがあり

一歳運から十歳運までありますが

誕生日から〇歳の誕生日前までが初旬です

七歳運であれば七歳の誕生日前日までが初旬です

七歳の誕生日から十年間が第一旬です

 

久保選手は十歳運ですから

十歳の誕生日からが第一旬という事になります

つまり2011年6月4日の誕生日から第一旬です

それまでは初旬です

 

初旬の干支は月干支がそのままで癸巳の大運です

つまり初旬はまだ主体性を発揮する時期ではないからです

しかし十歳からの第一旬は壬辰の大運が回って来ます

久保選手は逆行で六十干支が逆に回りますから

初旬の癸巳が30番なので29番の壬辰が第一旬になります

 

という事で久保選手の大運は

初旬 癸巳

一旬 壬辰(10歳~)

二旬 辛卯(20歳~)

三旬 庚寅(30歳~)

 

という事になります

次回はこれを少し紐解いていきます

 

※算命学の学校や師事した師匠によって

大運の出し方が若干違う場合もあり得ます