算命学☆いろはにほへと

算命学に鑑定例題を通じて親しんでほしいと思います

⑬本田翼さんは父親と運勢がシーソーする宿命です

・本田 翼  1992年6月27日(女・29歳)

【陰占】    【陽占】

甲  壬       龍高 天馳

 午 申    禄存 調舒 車騎

辛 己 戊    天印 鳳閣 天極

丁 丁 壬

戊   庚  申酉天中殺(戌亥)

 

・初旬

今日は少しややこしい話かもしれません

 

人は生まれた時に与えられた命式があり

それは一生変わる事はありません

しかし後天的に回って来る運気によって

影響を受けて行きます

 

その後天的に回って来る運気は

後天運と言って

算命学では10年単位で変化する大運と

一年毎に変化する年運が重要視されます

(勿論、月運や日運もありますが)

 

年運は万民に等しく同じものが

同じ年に回ってきます

今年は辛丑の年運が地球上を覆っている

と考えます

毎年立春から新しい年運が始まります

来年は24日が立春で壬寅が回り始めます

 

対して大運は

人によって回って来る干支が違います

なぜならば

大運はその人の月干支を元にしているからです

月干支が例えば甲子の人であれば

第一旬の大運は甲子の次の乙丑になります

第二旬は更に次の丙寅になります

六十種の干支には番号(順番)があります

 

人によってはこの干支が逆に回る人もいます

甲子から逆に回って癸亥が第一旬になる人もいます

 

又大運の第一旬の始まる歳が人によって違います

1歳から10歳まで個人差があります

ここは初旬と言って命式の月干支と

同じ干支になります

 

尚、算命学の流派?によって

何歳からになるかに差が出る場合があります

初旬という言葉の使い方も違うかも知れません

 

・第一旬の重要性

ここからが本題ですが

第一旬は初めて自分の宿命(命式)から

第一歩を踏み出した時期です

新しい干支(後天運)に踏み出したわけです

なので第一旬での体験は人生の土台となる体験です

その後の人生に対して影響力のある時期となります

 

普通に考えても

自分の環境が自覚出来る年頃ですから

ここで得た人生観なり価値観が

その人の生き方に多大な影響を

与えるであろう事は想像出来ます

 

・本田さんの第一旬

本田さんはその第一旬の乙巳と

日干支甲戌が準納音になっています

簡単に言えば

ほぼ正反対同士の干支という事です

第ニ旬は甲辰で真反対の納音になります

 

納音は気が逆になりますから

親の影響下にあるはずの

第一旬での準納音は親とのシーソーを

意味します

親の運と自分の運が反比例します

別の言い方をすれば

子供の為に親が犠牲になっている姿です

 

お父さんが第一旬でなくなり

その第一旬で芸能界デビューをし

今日まで大活躍をしています

 

「note」」始めました(新官房長官内定の松野博一氏に関して書いています)