算命学☆いろはにほへと

算命学に鑑定例題を通じて親しんでほしいと思います

⑭久保建英選手はシッカリした根を持つ宿命です

久保建英(19歳)2001.6.4生

陰占         陽占

 癸          調舒 天禄

 巳 巳      貫索 龍高 龍高

辛 戊 戊      天庫 司禄 天禄

丁 庚 庚

 丙 丙  辰天中殺

 

・根基法

算命学では宿命を色々な切り口で

分析して行きます

先回までは干合という切り口で

男女関係を見て来ました

同じ宿命でもどの観点から見るかで

様々な答えが導かれて行きます

 

一旦先回までの事を忘れて

違った角度から改めて宿命を見てみましょう

根基法という観点から分析して行きましょう

 

陰占は天干と地支から構成されています

宿命を樹木に例えると

天干は陽で地表に出ている幹や葉の部分です

地支は陰で地下の見えない根の部分です

つまり自分自身である日干は

樹木であれば地上の幹の部分で

地支に根があるかどうかで

その強さや安定性が分かります

 

陰占を見る時は根があるかどうかを

先ずチェックしなければなりません

久保選手のように日干が戊土であれば

同じ土性(戊、己)が地支にあるかどうかで

根があるかどうかを見極めます

年月日の各二十八元(蔵干)に戊があります

つまり年月日に根があるという事です

 

中でも日支の戊は本元にあるので

一番強い根になります

 

・根の有無

日干の根があるかないかで

その人の性質が分かります

 

日干の根がある宿命の人は

芯が強い人、意志が強い人、強情な人で

安定した生き方がしやすい人ですが

半面

融通が利かない人、人生の方向転換が上手くない人です

 

日干の根がない宿命の人は

芯が弱い人、意志が弱い人、信念に欠ける人で

安定した生き方がし難い人ですが

半面

良く言えば融通が利く人、人生の方向転換が上手い人と言えます

 

久保選手はしっかり根を張っていますから

意志の強い人だと分ります

 

※根が散法(冲動)に遭うと痛いです

 この点はまた後程述べる事になります