算命学☆いろはにほへと

算命学に鑑定例題を通じて親しんでほしいと思います

⑧香川照之さんの宿命は冬の草です

香川照之 1965.12.7生(男、54歳)

陰占        陽占

 戊 乙        貫索 天恍

未 子      鳳閣 龍高 司禄

 癸 戊     天印 司禄 天胡

乙   庚

己     辰巳天中殺

 

・宿命の風景は如何に?

宿命の舞台の主人公は日干の乙木です

舞台環境の設定(月支:季節感)は冬です

舞台全体のトーンは寒いのです

つまり主人公は冬の草なのです

 

冬(子水)の草を取り巻く環境は

乙木:草花

戊土:山

未土:燥土

巳火:太陽

 

この宿命をまとめてみると

山や平地の草を冬の太陽が照らしている様子です

主人公の草花は真冬で冷え切っていますが

冬の弱い太陽が暖めています

これは香川さんの人柄の事ではなく

運勢上の立場の事を言っています

 

・守護神は何?  

主人公である冬の草にとって最もありがたいものは

言うまでもなく弱いとはいえ太陽の暖でしょう

年支の巳の二十八元の丙火(太陽)が守護神ですね

日支の未の二十八元の丁火(灯火)も守護神になります

 

守護神の火性は陽占の星では伝達の星になります

具体的には丁火は鳳閣星になって現れますから

香川さんにとっては表現する事が運気を上げる事にもなると言えます

 

植物は基本的には火性と水性がないと生育できません

乙木も同様ですが

冬なので水性が強くて火性とのバランスが崩れています 

なので水性は忌神化しています

 

この水性をコントロールしてくれるのが土性ですから(土剋水)

土性(戊・己)も第二守護神になります

 

第一守護神は地支にあり

第二守護神は透干(天干)しています

守護神が地支にある場合は地運があるという事で

本人の努力で道が開けて行く事になります