算命学☆いろはにほへと

算命学に鑑定例題を通じて親しんでほしいと思います

⑮夏井いつきさんは守護神の父親を亡くされています

・夏井いつき(俳人

1957年5月13日生(女・65歳)

【陰占】    【陽占】

乙 乙       鳳閣 天馳

 巳    車騎 牽牛 車騎

  戊     天馳 貫索 天恍

  

   (午未天中殺)

 

・守護神を人物にすると・・・

巳月生まれの乙木は癸水が守護神です

しかし

夏井先生の宿命には

水性がどこにもありません

なので第二守護神の丙火を取りますが

月支の中にあるので取れません

(原則として月支から守護神は取りません)

なので年干の丁火を守護神に取ります

 

この丁火(丙火)は

人物にすれば父親になります

夏井先生にとっては

父親は守護神だったという事になります

 

しかし

この父親は夏井先生が成人して直ぐに

亡くなっておられます

守護神を失った形ですから

宿命的には痛手です

 

更に言えば

母親は水性なのですが

宿命にないので場所で取ります

そうすると年支(本元)なので

辛金になります

 

地支にその金性が三つもありますから

母親とは縁が深いと言えるでしょう

と同時に

乙木にとって辛金はハサミなので

伸びようとする芽を

切ってしまう事になります

ありがたくありません

 

水性があれば金→水→木と通関になって

恐れる事はないのですが

水性のない宿命においては

金性は忌神とも言えます

 

・星の消化

夫の面倒と子供を育てながら

姑と実母の介護をしていたようなので

相当に大変だったと思います

 

母親の介護に苦労したのは

宿命消化の観点から見れば

意味があったと言えます

 

難しい宿命でも

苦労して忌神を消化して行けば

運勢は保たれ

後は守護神を稼働させるだけです

 

守護神丁火は星にすれば鳳閣星なので

鳳閣星を上手く活用できれば

伸びて行きます

 

なので

母親に対する介護の生活は

後々運勢が向上する素地を

作ったと見る事が出来ます

 

【note】はここからお入りください。「継続性」について書いています