算命学☆いろはにほへと

算命学に鑑定例題を通じて親しんでほしいと思います

⑦香川照之さんは雑草の根性がある人

今日から陰占に入ります

 

香川照之 1965.12.7生(男、54歳)

陰占        陽占

 戊 乙        貫索 天恍

未 子      鳳閣 龍高 司禄

丁 癸 戊     天印 司禄 天胡

乙   庚

己   丙 辰天中殺

 

・乙木について

木性は甲木と乙木に分ける事が出来ます

甲木は陽の木性で樹木です

乙木は陰の木性で草花です

(陰ですから乙姫とか乙女とかいうのでしょう)

甲木は更に生木(しょうぼく)と死木(しぼく)に分かれます

死木とは切り出されて製材されて能材となる意味です

 

乙木は全て生木です

寿命は短く何度も生え変わります

つまり刈っても刈ってもまた生えて来るのです

そこからしといという意味も出て来ます

どんな隙間にも生えて来ますし

繁殖力もあります

たくましく生きて行く生命力がありますね

甲木はなかなか切られませんが

一旦切られて倒れたら立ち上がれないと考えます

 

・香川さんの日干は乙木

陰占の命式を単に宿命とも言います

香川さんの宿命の中心

即ち私自身を表すのは日干で乙木になっています

この日干は陰占と陽占の橋渡しの立場です

陰占の干支はこの日干を通って

陽占の星として出て来るのです

 

乙木は草花ですが蔦として考えても良いです

蔦は樹木に絡みついて支えになってもらいます

蔦にとっては樹木はありがたい存在です

つまり乙木は甲木があると

守護神ではありませんが有り難いのです

 

・「藤羅繁甲(とうらけいこう)」

宿命に日干乙木があって

甲木が透干(天干に出る)でもしていたら

自分を支えてくれる人がいるという見立てになります

後ろ盾を得るとも取れます

後天運で回って来ても有り難いですね

「藤羅繁甲(とうらけいこう)」と言います

 

逆パターンもあって

日干が甲木の場合は乙木があると

まとわり付かれて迷惑かも知れません

例えば兄弟が金銭目当てで頼って来るとか・・・