算命学☆いろはにほへと

算命学に鑑定例題を通じて親しんでほしいと思います

⑦明石家さんまさんの十大主星を眺めてみれば・・・

明石家さんま(64歳)1955.7.1生

陰占        陽占

癸 壬 乙        鳳閣 天庫

亥 午 未     石門 禄存 車騎

甲 己 丁     天将 石門 天馳

壬 丁 乙

    己  子丑天中殺

 

・二連変化

十大主星を個別に見てきましたが

人体図に現れる五つの十大主星は個別に存在してはいますが

相互に影響し合い複雑な現れ方をします

人間の性格や能力は単純ではありません

また本来の性格(本性)と一時の感情(副性)を混同してはいけません

 

算命学では二連変化として二つの星の相互関係を説明しています

さんまさんを例にして幾つか紹介いたしましょう

 

 石門-石門・・・貫索の質が加味される事は既にご存知と思います

 石門-鳳閣・・・鳳閣星ののんびりがスピードアップ

 鳳閣-車騎・・・多大な財を形成する能力あり

 鳳閣-禄存・・・説得上手で人と人とをまとめる

 禄存-車騎・・・車騎の短気さや粗さが禄存で緩和される

 禄存-石門・・・行動力、生涯を走り抜くスピードあり

 車騎-石門・・・衆を率いる力あり、仕事の為に精力を注ぐ

 

星の意味を総合的に捉える事は簡単ではありません

先ずは胸の星や複数ある星に着目してザックリと見ていきましょう

また五本能として理解して行けばもう少し簡単に理解できるようになります

 

・習得本能の有無 

さんまさんは習得本能(水性)がありません

あまり勉強しようとはしない人かもしれませんし

むしろキチンと勉強しようと思わない方が良いかもです

落語の師匠は居たわけですが稽古を付けてもらったかどうか (^-^;

 

習得本能の星が無いからと言って習得本能自体がないのではありません

北の場所が誰でも習得本能の場所です

さんまさんも鳳閣星で習得本能を発揮する形になっています

つまり自然な形で無理なく様々な事を吸収して学んで行くタイプでしょう

 

もしも師匠がキチンと芸を教える几帳面な人だったら

今のさんまさんは居なかったかもしれません

北の習得本能の場所は親や先生の場所ですから

鳳閣星的(自然体)な師匠が良いと人体図は言っているのです