算命学☆いろはにほへと

算命学に鑑定例題を通じて親しんでほしいと思います

⑪さだまさしさんは守護神が二つ透干する上格です

さだまさし(男・71歳)

1952年4月10日生

【陰占】    【陽占】

丙 甲       車騎 天南

戌  辰   司禄 玉堂 玉堂

     天庫 龍高 天南

丁 癸 癸

戊 戊 戊  (午未天中殺)

 

・守護神を探す②

先回は調候の第一守護神は壬だという話でした

調候の守護神は日干と月支の関係性により

一つとは限らず

三つある場合も多いです

 

日干が火性の場合は

燃え尽きないように

火源としての木性がありがたいものになります

丙火は水性でバランスを取る事が必要ですが

水性で消されてしまっては元も子もありません

なので

消えずに燃え続けられるように

火源としての木性は是非とも

欲しいものになります

という事で

調候の第二守護神は甲木です

 

さださんの宿命を見ると

その甲木が月干に透干しています

 

・上格

さださんのように

調候の第一・第二守護神が二つとも

天干に出ている状態

つまり

二つとも透干している状態は

良い宿命です

上格ですね

科挙の宿命と言ったりします

 

既に紹介した通り

天干連珠格という良い宿命であるとともに

科挙の宿命でもあるわけです

宿命的には恵まれている形です

 

しかし

宿命的に恵まれていても

皆が成功を収めるわけではありません

両親との関係性や環境

時代などが整わないと

宿命を活かせない場合も多いようです

 

さださんは

結果として大成功をした人物ですから

この宿命を

無駄にはしなかったという事でしょう

 

【note】はここからお入りください。「通関」について書いています