算命学☆いろはにほへと

算命学に鑑定例題を通じて親しんでほしいと思います

⑩荒木飛呂彦さんは科挙の宿命と言われる上格です

荒木飛呂彦 1960年6月7日生(61歳)

【陰占】       【陽占】

 壬 庚       禄存 天報

寅  子    鳳閣 調舒 牽牛

戊 己 癸    天貴 車騎 天将

丙 丁 

甲     戌亥天中殺

 

科挙の宿命

先回は第一・第二守護神が

天干に揃っているという話でした

荒木さんの宿命では

壬と庚が並んで透干しています

このような姿を算命学では科挙の宿命と言います

上格です

 

科挙というのは

中国等で行われてきた官僚登用試験の事です

難しい試験に合格するほどの運

という意味でしょう

 

・上格と下格

反対に忌神が並んで透干している場合は下格ですが

上格と下格は人を差別しているわけではありません

上格は天運に恵まれているというのですが

その格に相応しい環境が与えられなければ

折角の上格も生かせません

下格であっても苦労をして

出世をした人は多いです

 

ある先生曰く「上格の人は戦争に行けば

いち早く亡くなる。下格の人はしぶとく生き残る。」

そうです

上格の人は運よく弾がよけてくれる

という意味ではないようです

 

荒木さんは子供の頃から漫画が好きで

せっせと描いていたようです

好きな事を見つけ

自由に出来たからこそ

その上格の宿命が稼働したのでしょうね

御両親が離婚されているような話も聞きません

 

上格の子供が生まれたら

一芸に秀でるようにチャンスを与え

導いたら良いでしょう

 

上格でありながら家庭が動乱であれば

つまり離婚や死別等があれば

その子は運勢的には伸びにくくなるでしょう

しかし

下格の子はむしろたくましく伸びて行くでしょう

 

上格か下格かというよりも

宿命に適った生き方が出来るかどうかでしょう

 

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