算命学☆いろはにほへと

算命学に鑑定例題を通じて親しんでほしいと思います

⑨所ジョージさんが婿養子になった事の影響を考える

・所 ジョージ(66歳)

1955年1月26日生

【陰占】      【陽占】

丁 丁 甲       玉堂 天禄

亥 丑 午    牽牛 鳳閣 貫索

甲 癸 己    天報 貫索 天庫

壬 辛 丁

  己   午未天中殺

 

・前回の続き

NHKファミリーヒストリーの内容ですが

所さんの父親が母親を嫁に貰うべく

母親の父(祖父)を訪ねた時に反対されたそうです

理由は父親が警察関係の仕事をしていた事と

持ち家がなかった事だったそうです

紆余曲折があって

結局、父親は猛勉強をして銀行に就職し

家も自分の手で建ててしまったようです

 

この義父との出会いがあったので

所さんの父親は銀行に入行し相当な出世までしました

出会いはホント重要です

 

この父親のDNAなのでしょうか

所さんが奥様の実家に挨拶に行った時に

「一人娘なので養子になるなら許可しよう」

と言われ

直ぐに分かりましたと返事をしたとの事

結局婿養子になっています

 

・家運の盛衰

所さんは生年中殺なので

親との縁が薄い生き方が宿命通りですが

だからと言って

跡取りの天庫星があり一人息子の身で

他家に養子に行くのはどうでしょう?

そもそも天庫星は養子に向いてはいないのです

(養子に向いているのは天印星です)

 

養子に向かない人物が婿養子になると

養子先の家の家運をむしろ衰えさせます

当然、実家側の家運をも落とす事になります

 

長男が家を継ぐのは原則ですから

もし長男でありながら跡を継がなければ

その家系は衰運に向かうと言えます

後代に因縁を残す事になります

 

算命学には定則法というのがあり

長男でありながら跡を取らない場合は

その長男の子(長男)が後々跡を継げなくなります

或いは男の子が生まれなくなります

 

所さんの場合は

正にこのパターンに当てはまりますね

お子さんはお嬢さんが二人です