算命学☆いろはにほへと

算命学に鑑定例題を通じて親しんでほしいと思います

⑫林修さんの守護神は誰になるのでしょうか?

・林 修

1665年9月2日生(男・55歳)

【陰占】     【陽占】

 甲 乙       車騎 天将

未 申 巳    貫索 調舒 玉堂

丁 戊 戊    天南 牽牛 天恍

乙  庚

己 庚   子丑天中殺

 

・己土の守護神

林さんは広い大地ですが

広大な農作地と考えれば

多くの穀物を育てる為には

何が必要でしょうか?

 

太陽と雨が当然必要ですね

太陽は丙火で年支巳の中にあります

これが第一守護神になります

雨は癸水ですがありません

代わりに壬水を第二守護神に取ります

 

とりあえず

必要なものは地支の中にあります

もし守護神が天干に並んで揃えば

科挙の宿命と言って最上格になり

天運が味方をして物事が上手く運びます

 

林さんのように守護神が地支にある場合は

地運があると言って

自分が努力して運が伸びる人です

林さんは天才型というよりも

努力型ではないでしょうか?

今の立場は努力の賜物でしょう

 

・守護神は誰?

守護神の干が分かっても

それだけではどうしようもありません

その干を稼働させないと意味がありませんね

干の稼働つまり消化は

具体的な人物や本能に直さないと

その消化の仕方が分かりません

 

林さんの場合は

第一守護神の丙火は星に直すと玉堂星になります

人体図の左手に出てきています

人物では母親です

己土を生む陰陽違いが母ですから

火生土で丙火が母親になるんですね

 

第二守護神の壬水は奥様のお母様になります

義理の母ですね

どうしてそうなるかは

考えてみて下さい(^^)

 

この守護神になる人物と疎遠だったりすると

運が開きにくいでしょう

大切にしないといけませんね

 

しかし

人生はそう簡単では無く

私から見て相手が守護神でも

相手の宿命から見れば

私が忌神になってる事もあり得るのです

互いの運がシーソーする感じです

 

林さんは生母と義母が守護神ですが

お二人の宿命(命式)は分かりません

実際にどのような関係かも定かではありません

お元気でいらっしゃるだけでもありがたい

という事でしょうか