算命学☆いろはにほへと

算命学に鑑定例題を通じて親しんでほしいと思います

②龍高星中殺から久保建英選手の目上の人との関係を考えて見ましょう

久保建英(19歳)2001.6.4生

陰占         陽占

戊 癸 辛         調舒 天禄

戌 巳 巳      貫索 龍高 龍高

辛 戊 戊      天庫 司禄 天禄

丁 庚 庚

戊 丙 丙  辰天中殺

 

・龍高星の人物

先回の藤井二冠は玉堂星の中殺でしたが

久保選手は龍高星二つの中殺です

玉堂星も龍高星も同じ習得本能の星です

 

人物としては

玉堂星が正母であるのに対して

龍高星は偏母になります

偏母とは義理の母というような意味です

もう少し広く言えば

母の様に面倒を見てくれる女性です

 

もっと広げれば

目上の人(上司)でもあります

つまり先生・監督・経営者などと言っても良いでしょう

 

・龍高星中殺

その龍高星が中殺されているので

目上や上司にあたる人との関係が不自然になります

つまり

その様な人達に頼れないのです

或いは頼ろうとしないのです

 

という事は

たくましい人になるという事です

天禄星という強い星に支えられているので

尚更自立心や独立心が強くなるでしょう

 

海外の一流チームで過酷な競争に晒され

勝ち抜いて行くには必要な資質でしょう

いくら自信があっても力があっても

監督の構想から外れれば試合には出れません

 

又子供の頃からバルセロナの下部組織で

徹底してその哲学と技術を叩き込まれ

本人もバルセロナのトップチームに上る事を

夢として熱望していたはずです。

 

しかし若い外国人選手のルール上の問題で

日本に戻る事になりましたし

再びバルセロナと契約が出来る年齢になっても

その契約がまとまらず

ライバルチームのレアルマドリード

泣く泣く入団しました

 

これは龍高星中殺の姿かと思います

 

今後も大きな力に翻弄される事もあるでしょうが

その中でも伸びて行く力はあるでしょう

但し

人生は上がり下がりがあると思われます

安定と不安定を繰り返す人生でしょう