算命学☆いろはにほへと

算命学に鑑定例題を通じて親しんでほしいと思います

④藤井聡太二冠の人体図の父母は中殺されている

藤井聡太(18歳)2002.7.19生

陰占        陽占

戊 丁 壬        禄存 天将

子 未 午     司禄 石門 石門

癸 丁 己     天報 玉堂 天堂

  乙 丁

  己   午未天中殺

 

・禄存星と玉堂星

人体図で禄存星と玉堂星が揃っていると

父母が揃っている人体図という事になります

つまり父母と縁がある人生を歩むのが

自然な姿である人です

 

しかしいくら人体図に父母が揃っていても

実際の人生において

父母が揃っているかどうかは分かりません

宿命と環境(現実)は一致するとは限りません

 

そこに人生の悲喜が生まれて来るのです

それはその人に与えられた課題とも言えるでしょう

如何に自分の宿命を生かせる環境を作り出せるか

自分の宿命にとって有利な場所を探し出せるか

運命は自分で作り出せる可能性があるのです

 

・藤井二冠の親子関係

藤井二冠のご両親の情報には詳しくはありませんが

ご健在で良い関係を築かれていると想像しています

その意味では人体図と現実が一致しています

 

しかし藤井二冠の禄存星と玉堂星は中殺されています

つまり父母が中殺されているのです

人体図の星は中殺されると不自然になると言えます

 

星の質はそのまま表れようとするのですが

中殺の意味合いも併せて出て来るのです

親子関係に絆はあるのですが

そこに齟齬が生まれる素地があるのです

 

高校進学や大学進学などおそらく

親子で相当の葛藤(対立)があったでしょう

今後彼が益々将棋界で活躍して行く中で

様々な面で親子の課題が出て来るのではないでしょうか?

 

※陰占でも宿命二中殺なので

親と縁が薄い生き方が求められています