算命学☆いろはにほへと

算命学に鑑定例題を通じて親しんでほしいと思います

⑯デビィ夫人は華やかな社交界で再婚の可能性はなかったのか?

・デビィ夫人(80歳)1940.2.6生、女性

陰占       陽占

 戊 庚       調舒 天堂 

 寅 辰    車騎 石門 車騎

乙 戊 乙    天胡 石門 天極

  丙 癸

  甲 戊  申酉天中殺

 

・大運から結婚を考える

01丁丑

11丙子

21乙

31

 

・干合について

デビィ夫人の日干は己土ですが

十干の中で庚と己は変化しにくい干です

つまり干合しても見かけは変わらないのです

庚乙干合は乙だけ辛に変化し庚は庚のままです

甲己干合も庚だけ戊に変化し己は己のままです

(ままではありますが虚気に変化はしていると見ます)

 

干合は結婚を意味しますから

庚と己は結婚しても自分を変えないという意味です

つまり結婚はなかなか大変だという事です

特に女性はです

 

・デビィ夫人の結婚

31歳からの大運はですが

彼女の日干支のとは

どういう関係になっているでしょうか?

天干同士は甲己干合になっています

地支同士は卯戌の支合になっています

天と地で深い結び付きが出来ています

この時期に結婚(再婚)してもおかしくありません

 

しかし他方

年干支の庚辰と大運の甲戌も特別な関係になっています

天干の庚と甲は七殺という強い相剋(金剋木)になっていますし

地支は辰と戌の冲動という分離や対立の関係になっています

つまり大運と年干支が天剋地冲になっているのです

 

この三十代の大運は全く違う動きが同時に起きているので

結局は結婚には至らなかったのでしょう

 

今回のシリーズはこれで終了です