算命学☆いろはにほへと

算命学に鑑定例題を通じて親しんでほしいと思います

⑫デビィ夫人は新しい家系を始める初代運の人でした

・デビィ夫人(80歳)1940.2.6生、女性

陰占       陽占

己 戊 庚       調舒 天堂 

卯 寅 辰    車騎 石門 車騎

乙 戊 乙    天胡 石門 天極

  丙 癸

  甲 戊  申酉天中殺

 

・木性地支一気格

三つの地支が全て同じ木性の十二支になる形を

木性地支一気格と言います

例えば地支が寅寅寅や卯卯卯です

支合や方三位で変化して木性になるものも含みます

同様に他の五行もそれぞれ一気格があります

 

木性は五行の始まりです

季節としても春(木性)から命の躍動が始まります

なので木性は初代運を表しています

つまり木性地支一気格の人は初代運の人です

今までの家系の質を転換する人です

 

家系の突然変異とでも言いますか

商家から突然有名なスポーツ選手が生まれたり

代々頭の出来が良くない家系から優秀な人が生まれたり

全く違う流れを生み出して行く人です

 

デビィ夫人の父親は大工の棟梁でしたが

貧しい家庭だったようです

そんな家系から大統領の第三夫人が生まれました

お嬢さんもエリートと結婚されているようです

正に絵に描いたような突然変異ですね

 

・地支一気格の特徴

地支一気格は地支が同じ十二支(同質)ばかりなので

周囲の人の印象が二つに分かれやすいです

一種類の十二支なのでその十二支と合う人と合わない人が

ハッキリと分れやすいのです

つまりその人に対しての好き嫌いがハッキリ出やすいのです

 

普通であれば三種類の十二支があるので

幾つもの側面を持つ事により

周囲の人との共通点や相性が増えるので

極端な人間関係にはなりにくいです

 

また後天運で散法が回って来た時には

一気格は全ての地支が散法のダメージを一気に

受けてしまいます