算命学☆いろはにほへと

算命学に鑑定例題を通じて親しんでほしいと思います

⑫散法ばかりの宿命を持つ小池百合子都知事

小池百合子(女性・67歳)1952.7.15生 

陰占         陽占

壬 丁 壬         貫索 天庫

戌 未 辰      玉堂 司禄 調舒

辛 丁 乙      天南 司禄 天印

丁 乙 癸

戊 己 戊  子丑天中殺

 

・地支が全て土性!

地支が全て土性という事は既に触れましたが

別の角度から考えてみましょう

十二支の土性は丑・辰・未・戌ですが土性だけが四種類になります

金性・水性・木性・火性の十二支は各二種類です

 

十二支盤では土性は金水木火つまり秋冬春夏の境目に配置されています

季節の繫ぎ役が土性なのです

なので土性は調整役という意味があります

 

さて季節の境目に土性があるという事は

時計盤で言えば1時(丑)、4時(辰)、7時(未)、10時(戌)の位置です

という事は土性同士は対角線上にあるわけで互いに対冲関係になります

丑未の対冲と辰戌の対冲です

また未と戌は刑という争い事を表す関係になっています

つまり小池知事の地支は冲動や刑という散法ばかりです

合法がありません

 

・散法ばかりの位相法

宿命の位相法が散法(ぶつかり合ったり仲が悪かったりする十二支)だと

どうなるでしょうか?

通常その人生は不安定で困難が多いと見ます

家庭がバラバラになりやすいという面もあります

しかし散法が悪いとは一概には言えません

家庭から早く自立した方が伸びて行く人だとも言えるのです

 

また平和な時代よりも動乱の時代に

つまり困難が多い時代に活躍する人なのです

小池知事もどこかで言っていましたが

難しい局面になるほど力が出て来るのだそうです

 

算命学では「相剋」「散法」「陰転」「天中殺」など

一見否定的な言葉が出て来ますが

それらの言うところは決してマイナス的な事ではないのです

如何に私が活用するかなのです