算命学☆いろはにほへと

算命学に鑑定例題を通じて親しんでほしいと思います

守護神の働き

カルロス・ゴーン氏(1954年3月9日生まれ)

陰占       陽占

 丁 甲       貫索 天極

子  午    玉堂 石門 司禄

         天恍 調舒 天将

 

先回はゴーン氏の守護神が金性であるという話をしました

しかしその金性が彼の宿命の中に一つもないのです

木性が旺盛(甲☓2、卯☓1)な彼の宿命なので木を切る金性が欲しいのです

木性(甲)は樹木でその性質は真っ直ぐで融通が利かないものです

木性は守備本能で強情ですが彼はその質が強いのでマイナス面が強調されます

なので金性で抑えなければならないのです

 

宿命内に金性がないのであれば後天運で金性が回って来るのを期待します

その時には強い木性が刻まれ有用な木材となって人の役に立つようになります

つまり運勢が良くなるのです

 

コーン氏は10年周期の大運で見ると

  29歳~

  39歳~

29歳~49歳までの20年間に庚と辛という守護神の金性が回って来ています

ウィキペディアなどで見れば分りますが

30歳から彼は抜擢されてどんどん業績を上げキャリアを積んで行っています

その結果として日産のCOOにもなって行きました

 

しかし彼を生かしていた守護神も49歳の誕生日まででした

日産でも中盤以降はもう守護神は過ぎ去っています(地支に金性ありますが)

おそらくその頃から徐々に道を踏み外して行ったのではないでしょうか

ここでは述べませんが49歳以降は壬が回り益々剛情な人になります