算命学☆いろはにほへと

算命学に鑑定例題を通じて親しんでほしいと思います

天禄星は経験の星

陰占              陽占

乙 庚 丁                      鳳閣星 天禄星

巳 戌 卯    調舒星 司禄星 貫索星

         天恍星 牽牛星 天庫星

 

例題の方の十二大従星は天禄星(大人)・天庫星(入墓)・天恍星(思春期)です

エネルギーは11点+5点+7点=23点で強いです

算命学では天将・天禄・天南のどれか一つでもあれば身強と考えます

ですからこの人は身強です

バイタリティーに満ちています

 

天禄星は人生の時期で言えば30代から40代くらいでしょうか

人生の様々な経験を積んでそれを土台にしている時期です

なので天禄星を持つ人は多くの経験をしないと駄目です

乏しい経験しかしていないと乏しい人生観しか持てません

豊富な経験が信頼できる人にして行きます

箱入り娘やお坊ちゃんで育ったら駄目だという事です

また経験を生かして活躍する人ですから職人や物作りに向いています

 

現実的な人です

大家族のお母さん(主婦)としてやって行けます

俗にいう良妻賢母タイプではありますが

エネルギーが大きいので子供を一人育てる専業主婦よりも

仕事をした方がエネルギーを消化するのは良いかも知れません

 

天将星は頭領の星(トップ)ですが天禄星は補佐役の星です

たくましさもありますが用心深さも兼ね備えています

未経験な事には弱いと言われています

 

後々紹介しますがこの方は宿命に天中殺を持っていて

既に紹介した鳳閣星・貫索星と共にこの天禄星は天中殺になっています

星は天中殺に会うと本来の質とは違う不自然な質が表れます

  天中殺の鳳閣星 :ゆったりが不自然になる→緊張しやすい人

  天中殺の貫索星:不自然な頑固さ→一貫性のない頑固さ

  天中殺の天禄星:経験にあまり拘らなくても可

 

難しい話になってしまいました

一応そういう事があるとだけは知っておいてください