算命学☆いろはにほへと

算命学に鑑定例題を通じて親しんでほしいと思います

③香川照之さんは貫索星と司禄星が中殺されています

香川照之 1965.12.7生(男、54歳)

陰占        陽占

乙 戊 乙        貫索 天恍

未 子      鳳閣 龍高 司禄

丁 癸 戊     天印 司禄 天胡

乙   庚

己   丙 辰天中殺

 

・貫索星の中殺

頭(北)にある貫索星は

頑固・マイペース・自立などの意味があります

親や上司の場所(北)に貫索や龍高や調舒があると

親との縁が薄くなりがちです

皆さん御存じの通り香川さんは

父親である二代目市川猿翁(前猿之助)の実子ですが

絶縁状態が長らく続いていました

 

さてこの貫索星は中殺されています

生年中殺(辰)なので

年干の乙から貫索星が出て

年支巳の蔵干の戊から司禄星が出ていて

貫索星と司禄星が中殺を受けています

 

星が中殺を受けるとその質が不自然になります

例えば頑固さが思い通りにならないので

一貫性のない頑固さになります

つまり周りの人が振り回されるのです

一番の身近な人は配偶者ですから

貫索星中殺の男性と結婚したら

その女性は苦労すると言われます

 

しかし本人はわざとそうしているのではないのです

むしろお人好しだったりします

思い込みも激しいです

 

・司禄星の中殺

司禄星は堅実な星です

コツコツ積み上げて行く

お金も経験も技術も時間を掛けて

蓄積して行くのです

 

この司禄星が中殺されると財中殺になります

財が貯まっても

自分の思い通りにならないと言われます

つまり自分が管理出来ないのです

 

司禄星は男性にとっては妻の星ですから

妻中殺でもあります

妻に縁が薄くなります

つまり離婚・夫婦不和・妻が病弱・結婚出来ない等・・・

 

貫索星の中殺も司禄星の中殺も

配偶者との関係が難しくなる事を暗示していますね